厭世百合日記

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『私の百合はお仕事です!』 2巻までは読め!思い出が交錯する”姉妹”関係を描いた作品

こんにちは、梓川です!

先日『私の百合はお仕事です!』の続編が発売されていたので買ってみました。

2巻を買って心底良かった~っと思ったので、1巻の内容を踏まえつつ、この作品を読んだことのない人にも差し支えのない程度で色々魅力を語ったみようかなと思います。

 

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あらすじ

主人公の白木陽芽は、その可愛らしい風貌と誰にでも分け隔てなく接するめちゃくちゃいい子・・・と思いきや実は巧妙な演技(ソトヅラ)の姿でした!

彼女の演技を知っているのは親友の間宮果乃子だけ。

ある日、陽芽は学校帰りに一人の少女を怪我させてしまいます。

怪我をした子は詫びの条件として、自分の代わりに陽芽にバイトをしてほしいと要求されます。

拒否権など無いまま連れてこられたのは、おしゃれなカフェ。

怪我をした少女はここで働いている店長だったのです!

そしてこのカフェは「カフェ・リーベ女学園」という名前のいわゆるコンセプトカフェで、店員たちはその学校の生徒になりきってお客に給仕をしなければなりません。

陽芽はここで働くことになってしまいました。

慣れない彼女を支えたのは、優しくてとても美人な先輩・綾小路美月。

しかし、なぜか彼女は陽芽に対して厳しく接します。

そんな中、ひょんなことから二人はお店の中でも特別な関係である姉妹(シュヴェスター)になってしまう。

不本意ながら結ばされた美月は陽芽に対する当たりがさらにきつくなり、陽芽は彼女に好かれようと奮闘していく、という話です。

魅力は2巻で一気に開花

はじめに言っておくと、これ1巻はまるまるプロローグと思ってもらっていいかもしれません。

と言うのも正直1巻だけではこの作品の百合的な魅力がほとんど無いんです。

ストーリーがほとんど陽芽と美月の姉妹関係に終始しており、しかもずっと美月は陽芽に対して嫌悪感をもっている。

日常の中での”鬱”すら感じてしまいます。

だから1巻を読み終わった時、続編を買うか非常に迷いましたね。

このままこんな展開がダラダラ続くんじゃないかと。

 

しかしそんな邪念は2巻読破と同時に打ち砕かれた!!

買ってよかったと本当にそう思います。

2巻では一転して百合色が濃く現れ始め、ようやく作品が動き始めたかなという印象。

しかもその百合色はただ単に表面的なキャラ同士の交わりだけでにじみ出て来たものではなく、それまでに二人が歩んできた過去であったり育んできた思いであったり、そういったものがすべて含まれてのものなんです。

ここで1巻の一連のやり取りが生きてきます。

その上で、自分の行いによって思わぬ形で現れてしまったジレンマのようなものだったり、すれ違いだったりという要素も自然な形で入ってきます。

そういう意味でも1巻の存在価値は十分にあったのかなと。

いい意味で期待を裏切った2巻でした。

まとめ

というわけで1巻を買って続編を買うか決めあぐねている人は今すぐ買って読むべし。

ここまで来て切るのはもったいない!

・・・百合姫で追っかけている人は別ですが。

月刊で追っている人も、単行本には描き下ろしが掲載されており楽しめるかと思います。

というわけで、『私の百合はお仕事です!』かなりオススメの一冊です。