サブカルチャーと百合紳士

サブカルコンテンツを幅広く発信していくブログです。

サブカルチャーと百合紳士

【おすすめ百合漫画】思い出が交錯する”姉妹”関係を描いた作品『私の百合はお仕事です!』

なにかと話題の『私の百合はお仕事です!』という作品。

2018年12月現在4巻まで発売中だが、読めば読むほど面白みが増してくる。

今回はまだこの漫画を手にとっていない人向けに『わたゆり』のあらすじや魅力を簡単に紹介していきたい。

 

 

スポンサーリンク

 

 

あらすじ

白木陽芽は、誰からも愛されるように振る舞う高校1年生。

ある日、不注意によって通りすがりのカフェの店長・に怪我をさせてしまい、陽芽は代役として「カフェ・リーベ女学園」の店員になることに。

そこはお嬢様学校の学生に扮した店員同士が、姉妹となり清らかに美しく給仕をするサロンだった。

陽芽はそこで一人の女生徒・美月を「お姉さま」と呼んでしまい・・・

 

1巻裏表紙より

 

「お仕事」としての百合

この作品の一番の特徴と言えば、カフェの中でお客さんに向けて披露する「お仕事」としての百合。

店員は「女学園の給仕係」という設定で、麗しい制服に身を包んで優雅に接客を行う。

だがそれだけではない。

フロアで披露されるのは店員同士の百合

美少女たちがキラキラとした瞳でうっとりと相手を見つめる姿は、お客さん向けの姿とは言え、とてもいい。

時々見せる攻めた表情や照れ顔など、非常にバラエティに富んだキャラたちの姿を拝むことができる。

 

主人公・白木陽芽のキャラ

冒頭から、いきなり白木陽芽という子が一体どんなキャラなのかが見せつけられる形で、物語に引き込まれる。

こういう、どちらかというと日常系よりな百合漫画の出だしをどう描くかというのは我々読み手としても注目したいところで、ここで「おっ」と惹かれる作品というのはスイスイと作品世界に入ることができて、結果として楽しく読み進めることができる。

「わたゆり」では、あえて作品のテーマであるカフェの世界観ではなく、白木陽芽の素顔を赤裸々に描いているから面白い。

「お前、可愛い顔してなんでやつだ・・・」って思わず漏らしてしまうはず。

これだよ!

私はこーでなくちゃいけないんだよ!!

誰からも愛される美少女!

私を見ずに素通りする人はいない!

それが私!

白木陽芽

でもだんだん陽芽ちゃんのそんなキャラがくせになってくる。

可愛げのある普段とは打って変わって時々見せるゲス顔がこれまたたまらんのだ・・・。

「わたゆり」のある種高貴な作風の中で、でこの子のキャラはかなり良いスパイスになっていると言える。

ぜひあなたも白木陽芽のもつ魅力を味わってほしい。

 

丁寧な関係描写

「わたゆり」のみごたえポイントとして、作中では結構色んなキャラが出てくるが、彼女らの人間関係が実に細かく描かれているところを挙げたい。

〇〇ちゃんが〇〇ちゃんに思いを寄せている、とか。

あの二人はいつもいがみ合っている、とか。

それらは作中でもテーマとして取り上げられる事もあるほか、キャラたちの些細な仕草から拾うこともできる。

訝しげな視線をまじまじと送っていたり、反対になんとなく後ろめたそうに目をそらしたり。

そしてそれらのシグナルは、目まぐるしく変化していくキャラたちの関係の伏線的な意味合いも含んでいて、細かく読んでいくと尽きない。

また、要所で発せられるセリフに注目してみるのも面白い。

結構この作品のキャラって言うときにはズバっと言う子が多くて、言葉にも深みがある。

わかんないのよ もう

アンタのどの言葉を信じればいいのか

態度が変わらないんじゃなくてどうしたらいいのかわからないだけ

綾小路美月

普段のちょっとした変化と、深みのあるセリフで描かれる百合描写は非常に見ごたえがあるので、おすすめ。

 

まとめ 

というわけでネタバレの無いように簡単に紹介をしてきた。

個人的に一番注目してほしいのが、白木陽芽と綾小路美月の関係。

最初は良好と言えるものではない二人の仲だが、いろいろな出来事を経てだんだんと接近していく姿は見ていてワクワクしていくこと間違いなし。

他のキャラのエピソードも深く掘り下げられていて飽きのこない展開を楽しめる。

あ、でもやっぱりカフェの中での「お仕事」な百合も最高だよ!

私も客として訪れたいものだ。