厭世百合日記

百合コンテンツについて更新していきます

厭世百合日記

『紫電改のマキ』ってどんな作品?あらすじやみどころなどを大紹介!

こんにちは、梓川です。

百合作品をはじめとする漫画やアニメのレビューなどを書いています。

 

今回ご紹介するのは、野上武志先生の『紫電改のマキ』という作品です。

既に刊行巻数は10巻を数え、コンテンツ的にも段々と盛り上がってきた印象です。

プラモデルで有名なハセガワとコラボしており、作品仕様の戦闘機も製品化されていますね。

プラモショップで『紫電改のマキ』の名前を見たよという方も多いのでは?

今回は「紫電改のマキって結局どんな作品なの?」という方のために、あらすじやみどころなどを紹介したいと思います。

 

戦闘機好きの方はもちろん、そうでない方でも大いに楽しめる作品です!

スポンサーリンク

 

どんな話?

田舎から都会に出てきた高校生の羽衣マキ。

彼女が通う石神女子高校は、なんと飛行機通学がOKという不思議な学校です。

それどころか、彼女が暮らす西東京周辺では各校の縄張り「空域」がひしめき合っており、毎日各校の戦闘機が自校の通学機を護衛するために激しい空戦を繰り広げています。

マキはひょんなことから「紫電改」と呼ばれる戦闘機と出会い、そして石神女子の通学機を護衛する部隊「石神新撰組」に加わって、争いの空へと飛び立つのでした。

ふとしたことから名機・紫電改を手に入れた女子高生・羽衣マキ。

なぜか言葉を話す紫電改とともに大空を目指すマキを、数々のライバルたちが待ち受ける!

 

裏表紙より

 

 

こんな人におすすめ

  • 戦う女の子モノが好きな人
  • コミカルチックな話が読みたい人
  • ミリタリー(特に戦闘機)が好きな人

 

作品の世界観

戦闘機が飛び交う光景

作品の舞台となる西東京はどうやら当たり前のように飛行機たちが飛び交っている世界のようです。

激しい空戦を繰り広げている姿を眺めては「若者は元気でよろしい!」と呑気に言い切ってしまう大人も・・・。

女の子たちが愛機にまたがって自由に空を舞っている光景はロマンがあると思いませんか?

この作品では「空」はそんな彼女たちのもの。

空を舞台に彼女たちはそれぞれの思いをぶつけ、そして友情を育んでいきます。

マキはこれからどのような戦いに巻き込まれ、そしてどんな仲間と出会うのでしょうか?

もし私に翼があったなら―

この摩天楼を駆け抜けていくのに―!

不死身・・・?

戦闘機での戦いという、さながら実際の戦争のような描写が特徴の作品ですが、キャラクターが死亡するというようなことはありません。

つまり、この作品での空戦というのは生死をかけた戦いと言うものではなく、不良の喧嘩のようなもの、いわゆる決闘的な側面が強いのです。

したがって、戦いの中で機体が被弾・炎上することはあっても、直接キャラに弾が当たることはありません。

また、不死身なのはどうやら彼女だけではなく西東京に住む人みんなそうみたいで、彼女たちの機体がたとえ民家に墜落しようと、「こらー!!うちの盆栽を割ったのは誰だー!!」「ごめんなさ~い」で済んでしまいます。

このような設定は「都合の良すぎる世界だ」と思えばそれまでですが、こうして作品から重苦しい要素を排除することである種の面白おかしさが生まれ、また彼女たちは思いっきり空の上で雌雄を決する事ができるのです。

 

少女たちは空でわかり合う

『紫電改のマキ』は翼を持った少女たちの物語。

それぞれの思いをぶつけ合う姿を空戦という形で表現しています。

マキたちは作中様々なキャラクターたちと出会い、時には空で「話し合い」をすることも。

フライングなんとか共・・・

ヒコーキ乗り同士の「話し合い」は

こーいう事よ!

しかし、戦いが終わればみんな一人の女の子です。

死闘を繰り広げたライバル同士お菓子を食べながら仲直り。

心に翼を持つ奴に悪い奴なんていないさ

次の戦いの時にはかけがえのない「僚機」として共闘するシーンは王道ながらアツい!

なんかこのあたり読んでるとガルパンを彷彿させますね。

TVアニメで大洗と激しい戦いを繰り広げてきたライバル校たちが、みぽりん達のピンチに駆けつけるところ。

ガンダムで言うとアムロとシャアが一緒に戦うみたいな。

 

心の翼

『紫電改のマキ』という作品において重要なテーマとなっているのが「心の翼」という言葉。

クス・・・

意外とマキちゃん―

「心の翼」あるね♡

 

会長

私たちは最後まで手放しません!

私の―

私達の「心の翼」を!

彼女たちの言葉を聞いていると、どうやら「心の翼」というのは空を駆け巡る者の、ヒコーキ乗りとしての「誇り」のようなものみたいです。

しかし作中ではそれについて多くは語られていません。

さらに、その「心の翼」を折られてしまった子たちも少なからずいます。

一体なぜ彼女たちは「心の翼」を折られてしまったのでしょうか?

マキたちは西東京の空を飛ぶうちに段々とその「心の翼」を身に着けていきます。

 

戦闘機好きに嬉しい作品

この作品の主役はもちろん数々の戦闘機たち。

ミリタリーが好きな人ならぜひ注目しておきたいポイントも盛り沢山です。

西東京に舞う名機たち

『紫電改のマキ』では主人公のマキの搭乗機である紫電改の他にも史実で活躍した歴戦の名機たちが数多く登場します。

例えば、マキが所属する石神新撰組の先輩・お蛍さんが乗るのは三式戦闘機「飛燕」

マキと同級生の甘粕みやびは零式艦上戦闘機に乗って空に。

その他、ドイツの傑作機Bf109やイギリスの救世主スピットファイアなど戦闘機好きなら誰もが知っている機体が勢揃いです。

巻を追うごとにいろんな機体が新しく出てくるので飽きのこないラインナップを楽しむことが出来ます。

戦術

もちろん機体が登場しておしまいではありません。

作中では、それぞれの機体の特性が存分に発揮されており、これもマニアとしては嬉しいポイント。

零戦は格闘性能に優れていて、メッサーシュミットは高火力・高出力の機体で・・・。

さらに、それぞれの機体性能に合った空戦機動(マニューバ)が登場することろも特筆すべき点で、左捻り込みやサッチ・ウィーブなどといったお馴染みの戦術から、昇龍など作品オリジナルの機動も描かれています。

野上武志さんの迫力ある戦闘シーンもみどころですね。

そういう意味で紫電改は、良好な格闘性能とそこそこの火力・出力など総合力の高い機体なので主人公機にはぴったりの戦闘機だと思いませんか?

 

まとめ

というわけで今回は『紫電改のマキ』の作品の魅力にせまっていきました。

やっぱり戦う女の子モノって良いですよね。

魂と魂がぶつかり合う展開もさることながら、キャラクター同士のつながりを重視したい私にとってはやっぱりバトル後の握手展開に注目していきたい!

それに、バトルシーンから一転して地上での日常描写も好きなんです。

野上武志さん独特のコミカルな描写や、可愛らしい一人の女子高生の姿を見ることもまたこの作品の楽しみでもあります。

結構息の長い作品でして、現在9巻まで発売中。

ほんと毎巻毎巻が楽しみです。

戦闘機に詳しくない人でも、作中にわかりやすい解説がついているので問題なく楽しめるはず。

ほんとアニメ化希望してます・・・。

この空戦を映像で見たい。

というわけでぜひ皆さんも読んでみてはいかがでしょうか?