厭世百合日記

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百合と岡山を堪能せよ!『晴れの国のあっぱれ団』

コミックなのにちゃんと聖地がある・・・。

そんな驚きの百合漫画に出会いました。

竹嶋えく先生が描く『晴れの国のあっぱれ団』という作品は岡山県が舞台です。

地域密着×百合」という新しい組み合わせは果たしてどのような物語をもたらしてくれるのでしょうか?

というわけで今回は『晴れの国のあっぱれ団』の紹介です。

ぜひ今後の百合ライフの発展にいかがでしょうか。

 

どんな話?

高校入学早々に両親の都合で岡山県に引っ越すことになった桃崎小春。

ふとしたことから小春は「あっぱれ団」と呼ばれる仲良しグループの女の子たちと仲良くなります。

小春は彼女たちとともに岡山での高校生活をスタートさせるのでした。

岡山に引っ越してきた桃崎小春が出会ったのは、桃太郎のお供を名乗る「あっぱれ団」の3人組!?

名前に’桃’が入っているということと、きびだんごを持っていたという理由で、桃太郎認定されてしまった小春。

「あっぱれ団」のみんなと岡山の平和を守るため、遊園地に行ったり、お祭りに参加したり、大忙し。

・・・って、遊んでるだけじゃん!!

岡山ネタ満載のまったりライフ、はじまります♪

 

裏表紙より

 

こんな人におすすめ

  •  地域密着のストーリーが読みたい人
  • ほのぼのとする作風が好きな人
  • ウブな女の子たちが見たい人

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舞台

この作品の特徴は何と言っても明確な舞台(聖地)が存在することです。

作中で登場する主なスポットとしては、日本三大庭園の一つとして数えられる後楽園や、ねずみのキャラクターで有名なブラジリアンパークなど、岡山に詳しい人なら「あー、ここね」ってなりそうなところ(?)

私はかろうじて後楽園に行ったことあるくらいで全然岡山知らないんですけどね・・・。

その他にもきびだんごやご当地のお祭りなど、岡山ネタをこれでもかというほど凝縮。

そしてどのネタでもキャラクターたちが本当に楽しそうに時間を過ごすので、読んでいるこちらも岡山に行きたくなってしまいます。

読んでいくうちに「意外と岡山のこと全然知らなかったわ・・・」と思ってきたり。

この作品を通して、岡山について色々と知ることが出来ました!

ちなみにガルパンやスト魔女でお馴染みの島田フミカネ先生は岡山県在住のようで、この作品について「私の生活圏が、聖地になってました。」とコメント。

まさに地域密着・・・。

作品のタイトルの「晴れの国」というのは岡山県を意味する言葉。

なぜこのように呼ばれるかというと、降水量1mm未満の日が年間で一番多い都道府県だから。

岡山に旅行にいくときは天気の心配は無用かも・・・!?

 

あっぱれ団の仲間たち

物語の中心は仲良し女の子グループ「あっぱれ団」の4人の子たちです。

彼女たちの名前は、猿橋一千花、雉岡日向子、犬上つかさ、そして主人公の桃崎小春・・・。

そう、全員昔話の桃太郎に出てくるキャラクターの文字を取っているんですよ。

猿、雉(きじ)、犬、そして桃太郎。

え?なんで桃太郎から?

実は岡山県って桃太郎ゆかりの地なんです。

ほら、きびだんごの「きび」

あれは岡山県の旧国名「吉備」が由来です。

それはともかくこのあっぱれ団、一体何をしているのかというと仲良く遊んでいるだけです。

あ、一応「晴れの国岡山の平和を守り人々を助ける」っていう目的はあるみたいで、小春に自己紹介をする場面でさり気なく言ってました。一応。

まあ、イメージとしては「かすかべ防衛隊」じゃないですかね。

仲の良さに乗じて・・・的な?

そんな彼女たちは、引っ越して間もない小春を色んな場所に引っ張り回して、岡山という街の魅力を知ってもらおうと頑張っちゃいます。

小春も小春ですごく楽しそう。

ぜひ彼女たちの楽しげな姿を眺めてみてください!

なーにわけわからんこと言っとるん

とっくに友だちにきまっとるじゃろ!

あっぱれ団の一員としてこれからよろしく頼むぞ!

彼女たちが話す方言にも注目・・・。

方言キャラはいいぞ!

 

百合展開

もちろん百合作品ですので百合の描写もバッチリあります。

登場キャラクターは4人で、二組のカップリングが見られるんですよ!

ほのぼの系作品でよくある友情から延長した恋愛感情、この作品でも描かれます!!

なんかな

小春と居るようになってから日向子ちょっと変なんよ

小春に触られたらそこが熱くなって顔が真っ赤になるし

普段も小春のことばかり考えてしまう

日向子はおかしくなってしもうたんかな・・・ 

 

こう、今まで普通の仲良しだったのにある日から急に意識しだしちゃうような、そんな尊すぎる百合が好きな人にはとっても嬉しい展開。

 

岡山という喧騒な都会とは違った時間が流れる中で、ゆっくりと育まれる関係は見ていてワクワクします。

それを踏まえた上で描かれた作品の結末もまた岡山ならではの美しいオチ。

可愛らしいキャラクターたちの関係の動向にも注目です!

 

まとめ

というわけで『晴れの国のあっぱれ団』の魅力を紹介してきましたが、いかがでしょうか?

私が評価したい点としてはやっぱり岡山という舞台設定。

その地域ならではの物語って、たとえ日常系作品といえども読者にとっては非日常で新鮮な体験であって、作品の味が出るポイントだと思うのです。

『晴れの国のあっぱれ団』では岡山という舞台にキャラクターがしっかり溶け込んでおり、作品に引き込まれます。

あとは見たかった百合が見られた!って感じで大満足。

可愛いは正義。可愛いは正義。

地域密着×百合」って組み合わせ、結構良いかも・・・。

岡山に行く機会があったら作中で出てきた場所に訪問したいですね。

さながら聖地巡礼。

というわけで皆さんも是非読んでみては?