厭世百合日記

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【最新刊レビュー】紫電改のマキ10巻のみどころや感想など

2月20日に野上武志先生のコミック『紫電改のマキ』10巻が発売されました!

いよいよストーリーが佳境に入ってきていますね。

今回は10巻のみどころや感想などを書いていきたいと思います。

まだ10巻を買っていない!って人も是非チェックしてみてください!

『紫電改のマキ』について詳しく知りたい人は、以下の紹介記事を。

www.yuri-nikki.com

 

 

前回までのあらすじ

マキたちが松戸に行って「紫電改のマキの友人」と名乗る連中が戦闘を繰り広げたり、風神雷神が足立の学校に潜入したりしました。

その中で、新品のP-47だったりP-51が東京の空を暴れまわる事件が起こっており、その黒幕にはみやびやベルのかつての友人であるジェニーがいることも判明。

ジェニーが次のクライアント、都内屈指のお嬢様学校である七葉学園へと向かうところで9巻は終わりました。

 

みどころ

紫電改、ついに都会の空へ

10巻の前半を飾るのは、なんといっても七葉学園とマキとの空戦です。

なんとこの七葉学園はみかぜが元いた学校。

みかぜは、七葉学園のエース油大路麒麟に勝負を挑みますがあえなく敗北。

雷電は落とされてしまいます。

さあ、これでブチ切れたのがマキちゃん。

お礼参りと言わんばかりに油大路麒麟に空戦を仕掛けるのだが・・・。

そう、その舞台が都心の空

ビルとビルの間をするすると通り抜ける戦いはまさに手に汗握る展開。

地の利がある七葉学園に有利とは言え、両者一歩も引きません。

もし私に翼があったなら―

この摩天楼を駆け抜けていくのに―!

1巻のこのセリフを思い出しますね~

こんな戦いはマンガでしか見られない!

だから面白いんです。

 

いよいよ動き始める黒幕

さて、後半は石神女子の文化祭と、その裏で動く怪しい気配について描かれています。

文化祭は純粋に楽しそうですね。

石神新撰組は航空ショーをやるらしく・・・。

いや~、これは生で見てみたいです!

紫電改や飛燕など、歴戦の戦闘機たちが空を自在に飛び回るなんて。

普通に演技もうまそう。

ブルーインパルスを見ているような感じなのかな?

せめてアニメ化してこのシーン放送してくれれば・・・!

 

一方でその裏では四天王が集結していて、なにやら新たな戦乱を予感。

高縞平の田村さんの逆襲、それと共に現れたのは真打ちの・・・!!

 

セリフがいい

今回は名台詞の目白押しでした。

その幾つかをご紹介します。

空に中心などない

あるのは無辺の大地と雲のみ!

これ、めちゃくちゃしびれたセリフです。 

油大路麒麟とマキとの死闘の中で放たれた言葉。

自分たちの飛ぶ丸の内の空は日本の中心なんだという台詞への反論。

このコマのマキの表情にも注目したい。

 

「不思議だね・・・

羽衣さんと対立した子が―

いつの間に友人になってる・・・!」

「言われてみれば私もそうです・・・

あの子はどこか憎めない」

「それこそが―

紫電改のマキの価値・・・」

石神女子の文化祭に遊びに来た歴戦のライバルたちを見た、スピットファイアの蘭と鷹司先輩の会話。

この作品の魅力を端的に述べた台詞だと思いました。

一度は空での本気の戦いで翼を交えたもの同士ですが、戦いが終われば「同志」になるのです。

ほんとこのあたりのシーンは、マキたちが歩んできた道というものを思い起こさせます。

 

感想

いや~、全体を通してワクワクさせてくれる一冊でした!

戦闘シーンから仲間の描写まで、魅力がギュッと凝縮されています。

本当にアツかった!

個人的に注目しているキャラは蘭様なので、今回もいい場面を拝見できて嬉しいです。

ガルパンで言うダー様ですよねこの人。

そして物語は面白い方向に。

四天王の最後の一人は一体どんなやつなのか?

楽しみです。

 

とても満足の10巻でした。