厭世百合日記

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【おすすめ百合作品】みらいのふうふですけど?

『ときめく、はじめての。』を読んで以来、すっかりファンになってしまった野中友先生の新刊が書店に並んでいたので思わず購入。

『みらいのふうふですけど?』と題されたその一冊、表紙には桜の木のもとを歩く二人の女の子が描かれている。

パッと見の印象はちょっと儚げ。

そして気になる中身だが、もうまさに「こういうのが読みたかった!」って叫びたくなるものだった。

ゆるふわな百合が好きな全世界の人類におすすめしたい。

 

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あらすじ

中学への進学を機に3年ぶりの再会を果たした、ちさきとほのり。

昔は気弱なほのりをちさきが支える関係だったのに、今は大逆転。

心も身体も圧倒的成長を果たしたほのりに対し、まだまだお子様のちさきは、ほのりに対抗心を燃やしてヤキモキ。

そんな、ちさきを見つめるほのりには特別な想いがあって・・・?

まだ「好き」とすら言えない、みらいのふうふを描いた青春の1ページです。

 

1巻裏表紙より

 

絶妙な距離感描写

私が日常系の百合作品で一番求めているのは友達以上恋人未満の距離感にある女の子たちの戯れだ。

普段は気のおけない友達どうしの関係を演出しつつも、何気ないスキンシップや着替えの場面なんかではドキドキしちゃう女の子たち。

むこういってて

なんか恥ずかしい・・・から

ちさき

百合としてはまだ完成していなけど、少しずつお互いのことを意識しちゃう関係って見ているだけですごく幸せな気分になってしまう。

そして『みらいのふうふですけど?』を描く野中先生は、こういった関係を魅せるのがめちゃくちゃうまい!

あと一歩届かないそのもどかしい距離感。

自分の気持ちに気がついてしまった女の子の初々しい表情。

互いと過ごす時間をなによりも大切に思う2人。

友情から育まれる百合ってやっぱりいいな~って改めて思える作品だ。

でもこれはこれでいいかな

いまは・・・

ほのり 

 

日常系百合作品の醍醐味がつまってる!

『ときめく、はじめての。』を読んだ時にも思ったのだが、野中先生の作品ってとにかく女の子の仕草や表情が1ページ1ページ丁寧に描かれていて、そこら辺をじっくり楽しみながら読むととなかなかページが進まない。

一冊の中に恋する女の子の可愛らしさや愛おしさがこれでもかというほど凝縮されていて、読み終わったあとの満足感がものすごく高いのだ。

さらに、作中で出てきたありとあらゆるシーンやコマが絶対に頭から離れなくて、何度でも読み返したくなるからたまらない。

この辺りはほんと言葉では表し尽くせないものがあって、うまく伝わらないのがもどかしいんだが、ゆるふわ系が好きなら絶対に読むべき作品だ。

 

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終わりに

もうほんとうに尊い作品だと思う。

ひたすら絶賛したい。

なんだかんだ、ふたりともお互いのことすごく大切に思ってるんやなって伝わってくるのが最高。

こういう温かいつながりを感じ取れるのが日常系百合作品のいいところなんだよなあ。

というわけで、尊くて、温かい作品なのでおすすめ。