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東京競馬場ではじめての競馬撮影!感じたことやおすすめスポットなどを書いてみる

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かねてより、「競馬場で馬の写真を撮ってみたいなあ」と思っていた私氏。

カレンダーを見ると今週から地元・東京で競馬があることに気づく。

というわけでカメラを担いでいざ東京競馬場へ!が・・・。

5年ほど前にニコンの一眼レフカメラを購入して以来、風景や人、鉄道や飛行機、さらにはフィギュアまで色んなものを撮影してきたけど、競馬写真が圧倒的に難しかったです。

「まあなんとかなるやろ」って思っていただけに色々と課題が残る結果に・・・。

今回は、競馬写真を撮るにあたって感じたことや気をつけておきたい点をまとめてみました。

あと、東京競馬場のおすすめ撮影スポットも紹介するのでぜひ参考に!

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はじめに

はじめに、サラブレッドの写真を撮るにあたって一番注意したいことをご説明します。

それは、絶対にフラッシュ撮影をしないこと。

フラッシュを焚いてしまうと、馬に余計な刺激を与えてしまいます。

レース中の場合、最悪着順に影響することも有り得る話です。

馬はとても繊細な生き物なので、ここは気をつけたいところです。

競走馬、速すぎ!

まあー、撮影を始めて真っ先に感じたのがこれ。

サラブレッドの最高速度は時速60キロにも70キロにもなると言われているけど、体感的にはそれよりもっと速く感じるんですよね。

だいたい、今まで鉄道や飛行機を撮ってきた私にとってその程度のスピードは大したものではないはず。

じゃあ「速い」と感じる要因はなんでしょうか?

それは、馬がどこを走るかわからないところにあります。

例えば鉄道は、どんな事があっても絶対にレールの上を走るわけだから撮影前にファインダーを覗きながら構図を練りやすい。

空港で飛行機を撮影する場合も、滑走路の長さや機体の大きさからおおよその離着陸点を推察することができます。

だが、競馬では馬がターフのどこを走ってくるかほとんど予測できません。

これが競馬写真を難しくさせている大きな要因です。

さらにこの問題は次のような事態を招いてしまいます。

フレームに収まらない!

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しっぽが微妙に切れてしまいました

馬のスピードにカメラを流す手が追いつかなくてなかなかフレームの中に被写体がきれいに収まらない・・・なんてことがよくありました。

被写体にカメラを向けつつ、状況に応じてズームをいじる手を動かし続けなければならず、なかなかバシッと決まってくれません。

競走馬がフレームに入るタイミング、そこからシャッターを切るタイミング、カメラを追うタイミング・・・。

競馬撮影は他の被写体に増して、そのあたりのタイミングをシビアに求められます。

これは数を重ねて感覚を掴んでいく必要がありそう。

ピンぼけ

せっかくバシッと完璧に構図を決めて喜んだのも束の間、よくズームをしてみると全くピントが合っていなかったってことも多々ありました。

ピントに関しては、置きピンでの撮影はおすすめしません。

置きピンというは、あらかじめ決まった位置にピントを合わせておいて、そこに被写体がやってくるのを待つという撮影方法です。

この場合、しっかりと馬の通る場所にピントを合わせたつもりが、実際には手前の芝生や奥の柵にピントが調節されていて、馬がボケてるといった失敗が起こりやすい。

競馬撮影の時は、コンティニュアスAFやトラッキングAFなどといったピントが動作物に合わせて自動で調整してくれるオートフォーカスを使うといいでしょう。

ブレ

被写体のブレも競馬写真にとって厄介な問題です。

レース中のサラブレッドは、それなりの速さで動いているので普段の設定のまま撮影を行うと間違いなくブレます。

シャッタースピードを変えることができるカメラであれば、これをより速い値にしましょう。

具体的には1/1000秒以上の値がいいと言われています。

ただしあまり速い数値に設定しすぎると、写真全体が暗くなってしまうので、絞りやISOとうまく折り合いをつけてみてください。

また、お使いのカメラがシャッタースピードを調整できないものでしたら、流し撮りを試してみるのもいいでしょう。

流し撮りとは、被写体の動きに合わせてカメラを動かしながらシャッターを切る撮影方法です。

こうすることで、背景が流れて躍動感のある写真を撮ることが出来ます。

鉄道や飛行機など乗り物の撮影でもよく使われる技法ですね。

 

このように、馬のスピードに対してはいくらか対策方法がありますが、上達への一番の近道は数を重ねて慣れていくことにあるように思います。

私もこれから足繁く競馬場へ行こうかな。

望遠がほしい・・・!

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手持ちのレンズではこれが限界か・・・。

「ズームが足りない!!」

これも競馬写真を撮ったときに切実に思ったこと。

競馬は他のスポーツ写真に比べると、被写体との距離を縮められるんですが、それでもやっぱりもう一声ズームがほしいって感じる場面が多かったです。

特にダートコースで行われるレースでは望遠不足に悩まされます。

JRAの競馬場は、芝コースが外、ダートコースが内側に設けられています。

そのため、内側のダートコースを撮影するならそれなりの望遠が必要です。

具体的には、最低でも換算450mm、欲を出せば600mm程度の望遠レンズがあると写真の幅が広がるんじゃないかと思います。

デジカメの光学ズームで言えばだいたい15倍ですかね?

必ずRAW画像で撮るべき

RAW画像で保存できるカメラ(一眼レフなど)で撮影するなら、絶対にRAW画像で保存するべきです。

RAW画像とはいわば写真の生データのことで、JPEG形式で保存するよりも撮影後の調整がはるかに効きます。

先程も述べたとおり、競馬写真は一瞬の勝負です。

じっくりと設定を吟味している暇はありません。

そのため、出来上がった写真なんて上手く撮れていないものがほとんど。

しかし、RAW画像であれば、あとでじっくり加工できるため、本来撮りたかった形に近づけることが出来ます。

例えば、競馬場で撮影した写真もいかのように加工できます。

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撮影したRAW画像をそのままJPEGに変換したもの。被写体が暗く、傾きも気になる

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上の写真のRAWデータを加工した後にJPEG形式に変換したもの。傾きや明るさが適正な状態になったほか、彩度やコントラストもいじってみて、より印象的な写真へ。

RAW画像の加工は、ニコンやキヤノンの公式サイトから無料でダウンロードできるので、お手持ちのカメラのメーカーに合わせてダウンロードしてみてくださいね。

おすすめ撮影スポット(東京競馬場)

最後に、私が東京競馬場で競馬写真を撮影してみて、「この場所で撮るといいな」と思ったところを3箇所紹介します。

是非参考にしてみてください。

パドック

競走馬が出走する前に観客にお披露目する場所。

それがパドックです。

ここでは、競争前の馬たちが厩務員さんに引っ張られてゆっくりと周回するので、めちゃくちゃ撮りやすいです。

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パドックで周回中の馬を撮ってみました。撮りやすさで言えばここが一番です。

反面、レース中に見せる迫力ある姿を収めることは出来ませんが、馬を真正面から確実に撮影できるため、馬体を最もきれいに写すことができるスポットでもあります。

競馬場に来たら、いきなりコースの方に行くのではなく、まずはこのパドックでウォーミングアップしてからのほうが良さそう。

本格的な一眼レフカメラはもちろん、ここではスマホのカメラでも十分にいい写真が撮れるのでSNSアップ用に一枚、というのもアリですね。

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このあたりに陣取って撮影すると、上に載せたような構図の写真を撮ることができる

望遠に余裕のある人には、パドックからちょっと離れた上の写真のスポットがおすすめです。

パドックの柵沿いは人がたくさん集まっており、頭などが写り込んでしまう恐れがありますが、こちらは一段高いところから撮影できる上に人がそんなにいません。

ぜひこちらも試してみてくださいね。

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馬に跨る騎手。パドックでは一流ジョッキーたちを間近に見ることが出来ます。

外柵沿い

パドックで肩慣らしをしたあとは、コースの方に出てみましょう。

一面緑に覆われた芝コースは、見ているだけで心地いいものです。

そんな芝コースの外柵ギリギリで位置取りをすると、レース中の迫力のある馬の姿を収めることが出来ます。

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眼の前を馬が走っていく。カメラを構えずとも見ているだけで楽しい。

前方からやってくる馬を正面から捉えるか、馬の側面を捉えるかで必要な望遠は変わってきますが、いずれにせよ馬が高速で通過していく地点ですから、カメラ側にもそれなりの性能が求められます。

撮影難易度は高めですが、上手く撮れたときの喜びも格別。

ただし、ここでの撮影は外側の芝コースでレースが行われる場合にのみ有効です。

内側のダートコースを走る馬は、この位置からでは柵に隠れてしまいます。

ダートレースを撮影する際には次に紹介する「スタンド中腹」がおすすめ。

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上の写真とほぼ同じ位置から。脚が隠れてしまう。

スタンド中腹

正面スタンドを中程辺りまで登ったところからカメラを向けると、レース中の馬たちをやや俯瞰気味に撮影することができる。

さっきの地点では上手く撮れないダートコースを走る馬を撮影するときにおすすめのスポット。

この場所に立つと、レースや競馬場全体を見通しながらカメラを構えられるので、外柵沿いよりも撮影難易度は低め。

ただし、コースからやや離れる格好になるので、高いレベルのズームが必要になるかも・・・。

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ゴール板のあたりでダートレースを撮影。馬をメインに写したい場合は超望遠レンズが必要になりそう。

自分の手持ちは300mm(換算450mm)までなので上の写真が限界です。

ただこれはこれで競馬場の雰囲気を写し込めたからあり?

空いている日ならぜひゴール板のあたりに立って撮影してみてください。

騎手と馬の白熱した攻防を収めることが出来ます。

まとめ

以上が私がはじめて競馬写真に挑戦して感じたことのすべてです。

撮影時に意識しておきたい点をまとめておくと、

  • オートフォーカスは、動作物に自動追尾する機能のあるものを使う!
  • シャッタースピードは1/1000秒以上で!
  • RAW画像で保存できるならRAWで保存する!
  • 望遠レンズを充実させる!

って感じですかね。

そして何より、フラッシュ撮影を行わないことです!

今回の撮影では失敗ばかりでしたが、これからどんどん練習を重ねて上達していきたいです。

みなさんも競馬写真、はじめてみませんか?