サブカルチャーと百合紳士

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ストライクウィッチーズを百合的視点から語る

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「ストライクウィッチーズは百合なのか?」

 

こんにちは。せきぞらはるかです。

普段は百合作品の紹介を行っていますが、実は私、某ストライクウィッチーズ研究会の幹事長をやっています。

まあ大学の小さな非公認サークルなんですが。

それでスト魔女関連の話もしていきたいなと思って今回このテーマで書いてみることにしました。

 

さて冒頭の問いですが、ストライクウィッチーズは百合です。

いろいろ考え方はあると思いますが、少なくとも私はそう考えています。

というわけなんで、今回は私が「ストライクウィッチーズをどう百合的解釈したか」について語っていきたいと思っています。

語る、と言ってもなにか考察するというのがあんまり得意じゃないので、「スト魔女のこういうところが良かったよね~」って自分が勝手に考えたところを書いていくだけです。悪しからず。

『ストライクウィッチーズ』を知らない人も、これを機に見てみませんか?

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あらすじ

『ストライクウィッチーズ』を知らない人向けに、あらすじを紹介します。

20世紀初頭。突如出現した異形の敵「ネウロイ」は次々と人類の街を侵略していった。

それに対抗できる手段はただ一つ、魔力を持った少女(ウィッチ)のみ。

彼女たちは、自らの体に兵器(ストライカー)をまとい、空を舞いネウロイに戦いを挑む。

ネウロイの侵略に窮地に追い込まれた人類に残された希望、それは世界各国から最前線ブリタニアに集められ組織された第501総合戦闘航空団。

空を駆ける戦乙女。救国の英雄。

民衆の憧憬と賞賛を一身に受けて戦う。彼女たちはいつしかこう呼ばれるようになっていた ―― 「ストライクウィッチーズ」と。

 

Amazon Prime Video 『ストライクウィッチーズ』あらすじ欄より

つまり、

  1. 魔力を持った女の子たちが
  2. ネウロイという未知の怪物を相手に
  3. みんなで協力して戦う

そういうお話です。

百合とは?

百合と一口にいってもその定義や範囲は人それぞれ。

だから最初に私にとっての百合とは何を指すのかを示しておかねばなりません。

私は、百合とは女の子同士のトクベツな関係を指す言葉だと考えています。

そう、トクベツな関係。

それはひょっとしたら恋人関係ではないのかもしれないけど、友達ともちょっと違った、同性間でしか生まれない距離感が百合なんです。

 

そのトクベツな関係、『ストライクウィッチーズ』では一体どんな形でみることができるのでしょうか。

詳しく見ていきましょう。

ふたつの百合構造

私がスト魔女を見ていて感じたのは、この作品には2種類の百合が重なっているんだということです。

このことには結構最近気づいたんですが、この2種類の百合のハーモニーこそが私が『ストライクウィッチーズ』を好きになった要因だと考えています。

おそらくスト魔女が好きな人は潜在的にこれらを認知しているとは思いますが、それを改めてまとめてみましょう。

個別的なもの(いわゆるカップリング)

まあまずはこれですよね。

第501統合戦闘航空団は芳佳を含めて11人のウィッチたちが在籍していますが、まずはそれぞれのキャラ間での百合を楽しむことができます。

例えば、エイラーニャ(エイラとサーニャ)とかエーゲル(エーリカとトゥルーデ)なんかが代表的でしょう。

エイラーニャの尊さは天下一だし、エーゲルのコンビも定期的に見たくなるものがありますね。

一般的に『ストライクウィッチーズ』の百合というのはこのカップリングを指すもの。

しかし私はここで、もう一つの百合の存在を提唱します。

それが次に挙げる「芳佳を軸にした百合」です。

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©2007 第501統合戦闘航空団/Amazon Prime Video ストライクウィッチーズ 12話より。エイラーニャは至高。異論は認める。

芳佳を軸にした百合

芳佳を軸にした百合、それすなわち第501統合戦闘航空団は宮藤芳佳無しでは成り立たないということです。

1期1話や2話で登場した501も全体としては上手くまとまっているように見えましたが、実は様々な欠陥があったことが後にわかります。

リーネは実戦でほとんど活躍出来ずに隊から浮き気味で、ペリーヌも高慢な態度で孤立していました。

トゥルーデだってカールスラント組とはあまり積極的に関わろうとはしません。

そんな501は芳佳の登場で劇的に変わっていきます。

みんなが「守りたい」という一つの意志のもとに団結したからです。

 

そもそも芳佳は着任当初あまり歓迎されていませんでした。

技術も実戦経験もない若い娘が、偉そうに「守りたいです」なんてぬかすんですから当然です。

しかし、芳佳は戦闘の至る場面で「守りたい」という自分の信念を、不器用ながら行動で示していきます。

それは必ずしもいい結果を生むとは限りませんでしたが・・・。

それでもその「守りたい」という信念は次第に部隊の中でも定着していって、いつしかみんな芳佳のことを認め始めるのです。

そして1期12話でみんなが芳佳のところに駆けつけるシーンにつながるんです。

 

501のメンバーにとって宮藤芳佳は間違いなくトクベツな存在です。

彼女の登場によってバラバラだったピースがぴったりとハマったんですから。

芳佳から部隊全員に向かって伸びるトクベツなつながり。

これを百合と言わずに何と言いますか!

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©2007 第501統合戦闘航空団/Amazon Prime Video ストライクウィッチーズ12話より。

まとめ

まあつまるところ何がいいたいかというと、「一人の女の子の信念のもとにみんなが集まる」っていう展開がたまらんのですよ。

別の言い方をするならば、「芳佳のような子が身近にいるといいな」という感覚。

これこそが『ストライクウィッチーズ』の魅力であって、私たちスト魔女ファンが何度でも作品世界に会いに行きたくなる要因ではないでしょうか。

ようは芳佳に会いたいんです。

そして芳佳の信念に特に影響を受けたウィッチが何人かいるのですが・・・。

それはまた機会があったらお話しましょう。

 

というわけで、ストライクウィッチーズを百合的に語ってみました!